日立がラインビルダー事業に本格的に参入。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1904/25/news055.html
ロボット業界の界隈では、ロボットシステムインテグレーションの事業展開をするとネガティブな印象を持っているようであるが.
例えば、インフラ的なシステムを作るSE業界で顧客案件のシステムを作るのは至極一般的なことだし、ロボットが事業として成り立っていないという見方は間違っている.
確かにシステムとして完成されていて、売ったら何でも使えるというようなロボットが世の中に”完成”されたならば、どちらかというと労働集約的なシステムインテグレートという部分の価値はない.
しかし、ここ10年やそこらで市場が求めるような完成されたロボットが”完成”されることはない.
そこにようやく、ロボット界隈でもビジネスとして気づいた、そこまでロボットが求められる様になってきて、ニーズが生まれたという見解のほうが正しいように思う.
NECなどでもロボットソリューションビジネスを始めている(下記リンク参照)し、ソリューションビジネスとして事業をしている大手はやっているだろう.
今後どのように労働集約型からパッケージソリューションとして展開していけるかがロボットSIの分水嶺である.
・ロボット導入トータルサポートパッケージ(NEC)
https://jpn.nec.com/press/201902/20190201_02.html