東京大学の祝辞が女性・ジェンダー論としての日本の課題を引き合いにしているが、変化と多様性に対する柔軟性を求める時代に対する持つべき考え方を示しているので共有。
これからの時代において、解がある問題に対して取り組むことに対する価値というものは急激に低下している。”答えがあって、やればわかること”は、ワールドワイドで公平に情報が共有できる時代、人件費が日本よりはるかに低い国でも実現することができるし、さらに言えば人間でなくてもRPA、AIで実現できてしまう。
VUCA(「Volatility(激動)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(不透明性)」)の時代であるため、単純に答えを求めるところには答えはなく、自分が何をしたいかというvisionに基づき、勇気をもって実行しやり抜くことこそが価値のあることだと再認識させてくれる。
参考:
- 平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 全文
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html - 「VUCA」時代、リーダーに重要な4つの言葉
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO11343490V00C17A1X12000/